【仮想通貨】大手取引所10社の手数料を一覧表で徹底比較!

取引所

仮想通貨取引所を選ぶうえで、手数料は重要なポイントです。今回は、取引所で必要な手数料(アカウント開設手数料・入出金手数料・売買手数料・送金手数料)を一覧で見やすくまとめてみました!取引所を選ぶ際は、是非参考にしてみてください。

取引所の手数料は4種類

仮想通貨の取引には、主に4種類の手数料が存在します。売買手数料だけではなく、入出金手数料や通貨の送金手数料など、仮想通貨の取引所で必要になる手数料について確認しておきましょう。

アカウント開設手数料

仮想通貨を取引するためには、取引アカウントが必要となります。アカウント開設手数料とは、取引アカウントを開設するときにかかる手数料です。多くの取引所では、メールアドレスとユーザー名の登録、さらに本人確認が必要です。

日本の大手取引所では、アカウントの開設手数料は基本無料となっています。ビットフライヤーでは「今だけ無料」という文言が公式サイトに書いてありますので、いずれ有料になる可能性があります。(2018年3月現在は無料)

日本円の入出金手数料

アカウント開設が完了し、実際にビットコイン等の仮想通貨を買うためには、取引所の指定する口座に日本円を入金する必要があります。この日本円を指定口座に入金するときにかかる手数料を「入金手数料」といいます。

入金手数料は、銀行等が徴収する送金手数料(振込手数料)であって、取引所へ支払う手数料ではありません。つまり、入金手数料の正確な金額を知りたいのであれば、取引所ではなく銀行(コンビニなど)の公式サイトを確認する必要があります。

「出金手数料」は、取引所に預けている日本円を自分の銀行口座に送金してもらう際に、取引所に支払う手数料です。出金手数料は銀行ではなく、取引所に支払うことになるので、取引所の公式サイトで確認することができます。

仮想通貨の売買手数料

取引所で取引(売買)が成立した場合に、取引所に対して支払う手数料を「売買手数料」といいます。取引差益を狙う投資をするのであれば、この売買手数料が非常に大切です。「数回の取引であとは長期保有」というのであれば、そこまで気にする必要はありません。

売買手数料は取引所によっても異なりますし、通貨の種類によっても異なります。-0.05%(つまり売買すると手数料分がもらえる)から0.15%とさまざまですので、取引所を選ぶ際の重要なポイントとなるでしょう。

短期トレードは売買手数料が重要

仮想通貨の送金手数料

保有している通貨を、取引所から別の場所に移す際に「送金手数料」が必要になります。

  • 国内取引所から海外取引所にコインを送金する
  • 国内取引所からウォレットにコインを送金する

という場合に送金手数料がかかります。

取引所や送金する仮想通貨の種類によってまちまちですが、ビットコインであれば無料のところから、0.001BTC程度が一般的です。

送金手数料は取引所に支払うものではなく、マイニングをする人に支払うものです。未承認トランザクションの数によって相場は常に変動しますので、自分の目で確認するのが確実です。

大手取引所10社の手数料一覧表

※アカウント開設手数料はほぼ無料なので、省略しています。
※入金手数料は、入金方法によって異なるので省略。銀行振込の場合は銀行の振込手数料が必要です。
※送金手数料はマイナーに支払う手数料で、利用者が選択できることから省略しています。
※随時更新していますが、正確な数字は各自公式サイトでご確認ください。(あくまでも目安ということでご利用をお願いいたします。)

2018年4月更新

取引所 出金手数料 ビットコイン売買手数料 アルトコイン売買手数料 特徴
bitFlyer(ビットフライヤー) 216~756円 0.01 ~ 0.15% 0~0.20% 国内最大手のビットコイン取引所。アルトコインは販売所のみ。手数料も安く、ビットコインの取引で迷ったときはbitFlyer一択で間違いない。
zaif(ザイフ) 350~756円 -0.05~-0.01% 0.01~0.1%  ビットコインのマイナス手数料が最大の特徴。アルトコインの手数料も安く、国内ではbitFlyerと並ぶ二大取引所となっている。
coincheck(コインチェック) 400円 無料(キャンペーン中) 無料(キャンペーン中)  XEMの流出問題を受け、セキュリティ対策などに力を入れている。現段階ではまだ再開はしていないが、今後有力な取引所となるだろう。
GMOコイン 無料 無料 無料  販売所形式なので手数料は無料。ただしスプレッド(売買差)が大きいので、おすすめできない。
QUOINEX(コインエクスチェンジ)  500円(通貨によって異なる) 0.25%(ベース通貨は無料) 0.25%(ベース通貨は無料)  急速に力をつけてきているのがこの取引所。取引所の規模が大きく、資本金で言うとBitFlyerに次ぐ国内第二位。
bitbank(ビットバンク) 540~756円 無料(キャンペーン中) 無料(キャンペーン中)  世界で2番目に開発された仮想通貨「Litecoin(ライトコイン)」の取扱がある取引所。
DMM Bitcoin 無料 無料 無料  有名なDMM.comグループが仮想通貨事業にも参入。取引所としてはまだ未知数だが、企業としては信頼できる。
BITPOINT(ビットポイント) 銀行の振込手数料分の負担 無料 無料  自動売買もできる高機能トレードシステムが特徴。ただし、過去データが少ないのであまりアテにしてはいけない。
Binance(バイナンス) 日本円では出金できない  0.1%   0.1%  世界最大手の取引所。日本の取引所がちっぽけに見えるほどの凄い取引所。セキュリティレベルも高く、英語ができるならおすすめです。
OKEx(オーケーイーエックス) 日本円では出金できない  0.02~0.2%(取引量による)  0.02~0.2%(取引量による) Binanceと並ぶ世界三大取引所のひとつ。信用度は高いが、手数料も高い。基本的には大規模投資をする法人などが使う取引所。

大手取引所10社を紹介しましたが、やはりおすすめはbitFlyerZaifです。この2社の安定感は凄いので、初めて取引所を選ぶならこの2択(もしくは両方)で決まりです。

ただし、英語ができるのであれば、取引量から見てもBinanceがおすすめです。世界一位の取引所と言われるだけあって、企業規模や運営メンバーは国内取引所とは比べ物になりません。

販売所の手数料は高い?

よく取引所と販売所が比較されますが、手数料に関しては少し複雑です。結論から言えば、販売所のほうが手数料は安いけど損をします

取引所で取引をする場合、売買手数料として0.1~0.01%程度の手数料がかかります。0.1%の手数料の場合、100万円の取引で1,000円の手数料です。

販売所では、多くの場合売買手数料は無料です。しかし、スプレッドというものが存在します。スプレッドは販売価格と売却価格の差額のことで、販売所が儲けるために設けられた隠れ手数料です。

たとえば、販売所でスプレッドが5%に設定されていると、通貨の価値が100万円であれば105万円で販売されていることになります。105万円を支払って購入しても、その通貨の価値は105万円ではなく100万円しかありません。

反対に売却するときも、本来なら100万円の価値があるにもかかわらず、95万円でしか買い取りしてくれません。この差額を利用して販売所は利益を得ているのです。

取引所はユーザー間で取引をするため、スプレッドはありません。通貨に100万円の価値があれば、100万円で売買できるのです。

販売所はこのスプレッドの幅が非常に広く、取引所で取引をしたほうがお得だよというお話でした。

もちろん販売所にもメリットはありますので、よければ以下の記事も参考にしてみてください。

【仮想通貨】取引所と販売所の違いとは?メリット・デメリットを徹底比較!
仮想通貨の取引は、取引所か販売所で行うことになります。基本的な取引は取引所の一択ですが、販売所にもいくつかのメリットがありますので、これから取引をしていく人はぜひ押さえておきたいところです。 今回は、取引所と販売所の違い、そし...

長期と短期で見分けよう!

仮想通貨を長期保有する場合、売買手数料はそれほど気になりません。それより、送金手数料が割高になる可能性があるので、そこをチェックすると良いでしょう。

反対に短期トレードで利益を狙う場合は、売買手数料が0.01%でも安いところを選ぶべきです。手数料だけではなくセキュリティなども考慮する必要がありますが、手数料は重要なポイントなのでしっかり押さえておきましょう。

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