BitMEXの3種類の手数料をわかりやすく解説!安く取引するポイント

取引所

BitMEX(ビットメックス)の手数料は、海外取引所の中でも圧倒的に低く設定されています。しかし、取引手数料が2種類+ポジション手数料の計3種類の手数料をきっちり把握しておかないと、お得さを最大限に生かすことはできません。

今回は、BitMEXの手数料を一覧表でまとめ、それぞれの仕組みについて詳しく解説しています。これから取引を予定している人は、手数料の確認を怠らないようにしましょう。

BitMEXの手数料まとめ

BitMEXの手数料を一覧表にしてまとめました。

取引通貨の種類 レバレッジ Maker手数料 Taker手数料 Funding手数料
XBT(ビットコイン) 最大100倍 -0.025% 0.075% 随時変動
ETH(イーサリアム) 最大50倍 -0.050% 0.250% 随時変動
BCH(ビットコインキャッシュ) 最大20倍 -0.050% 0.250% 随時変動
XRP(リップル) 最大20倍 -0.050% 0.250% 随時変動
LTC(ライトコイン) 最大33.33倍 -0.050% 0.250% 随時変動
ADA(カルダノ) 最大20倍 -0.050% 0.250% 随時変動

※2018年3月、DASH, ETC, NEO, XMR, XLM,ZECの上場廃止が決定しました。詳細はこちら

こうして見ると、ビットコインの手数料が破格ですよね。

BitMEXの手数料は3種類

BitMEXで取引をするなら、3種類の手数料を覚えておく必要があります。取引の仕方によっても変わりますが、最終的に必ずこの3つを意識した取引をすることになるので、しっかりと理解しておきましょう。(損益に大きく繋がります!)

Maker手数料とTaker手数料

BitMEXでは、maker手数料がマイナスに設定されています。ビットコインなら-0.025%、アルトコインなら-0.050%です。

利用者が注文を出したとき、注文板に条件の合う取引があればすぐに約定(取引成立)しますが、条件の合う取引がなければその注文が注文板にのります。

makerとは、注文板に注文を出して取引を待つ取引方法です。takerは、注文板にある注文と取引がすぐに成立する取引方法です。

上の画像で言えば、872,000円より安い価格で買い注文を出せばmakerになりますが、872,080円より高い価格で買い注文を出せば、872,080円で取引が成立(taker)します。

また、872,080円より高い価格で売り注文を出せばmakerになりますが、872,000円より安い価格で売り注文を出せば、872,000円で取引が成立(taker)します。

maker・takerは指値注文・成行注文と似ていますが、少し違います。指値注文は価格を指定して注文を出すこと、成行注文は価格を指定せずに注文を出すことです。

指値で注文を出しても、約定される取引が板になければその注文が板にのるのでmakerとなり、約定される取引が板にあればtakerとなります。

  • 約定される取引が板にない指値注文:maker
  • 約定される取引が板にある指値注文:taker
  • 成行注文:taker

Funding手数料

Funding手数料の前に、ポジションについてお話をしておきます。知っている人は画像まで飛ばしてくださいね。「ポジション」はFXの用語で、通貨を取引している状態のことを指します。

そもそもFXでは、通貨の現物の受け渡しが行われていません。通貨を買っても、「買った状態」になっているだけで、現物が自分のものになっているわけではありません。反対に、通貨を売ったとしても、「売った状態」になっているだけで、現物が相手に売られたわけではありません。

この買った状態のことをロングポジション売った状態のことをショートポジションと言います。FXでは基本的に、現物の受け渡しがないため、最終的にはポジションを解消しなければいけません

つまり、ロングポジションを持っていれば売り注文を出し、ショートポジションを持っていれば買い注文を出さなければいけません。そして最終的に動いたお金だけを決済するこのシステムを「差金決済」と言います。

Funding手数料とは、ポジションを持っていると、8時間に1回適用される手数料のことです。BitMEXで日本語設定にすると、直訳でロングの資金調達(Long Funding)・ショートの資金調達(Short Funding)となっています。

ロングポジションを持っているときはLong Funding、ショートポジションを持っているときはShort Fundingが8時間ごとにかかります。マイナスになっていれば、手数料をもらえるということです。

このFunding手数料は、-0.375%~0.375%のあいだで随時変動しているようです。日本時間で言えば、5時・13時・21時の時点で適用されます。

取引画面の左下に、Funding手数料の割合が記載されています。上の画像で言えば、資金調達率と書いてあるのが、Funding手数料のことです。ここはLong Fundingの数値で、これをマイナスにすればShort Fundingの値になります。

反対に、ここがマイナスの数値になっていれば、Long Fundingがマイナス、Short Fundingがプラスということです。

大手取引所と手数料を比較

国内と海外の大手取引所と、BitMEXの手数料を比較してみましょう。

取引所名 レバレッジ ビットコインFX アルトコインFX 追証
BitMEX 最大100倍 maker:-0.025%
taker: 0.075%
maker:-0.050%
taker:0.25%
なし
Binance なし(現物のみ)
Huobi 最大3倍 0.2% 0.2%
bitFlyer 最大15倍 0% なし あり
Zaif 最大25倍 0% なし なし

いろいろな取引所を調査しましたが、やはりMitMEXはFX専門の取引所というだけあって、非常に充実した設定になっています。まず、ほかの取引所にはないアルトコインでのFXができます。

国内の大手取引所では、手数料0%で設定されていることが多いです。BitMEXでは手数慮に幅がありますが、makerのマイナス手数料をうまく活用したいとこころです。

調査してわかったのが、BitMEX以外の取引所で、唯一FXで対抗できるのはZaifだけでした。Zaifも以前は低レバレッジ+追証ありでしたが、EPS(Early Profit Settlement)機能の追加により、追証なしが実現しています。

BitMEXの手数料に関する注意点

BitMEXを利用するなら、手数料に関していくつか注意点があります。

アルトコインのTaker手数料は高い!

BitMEXは、取引手数料がマイナスであることがひとつの特徴となっており、それを目当てに登録する人も少なくありません。しかし、マイナス手数料なのはmaker手数料で、taker手数料に関しては割高な手数料が発生します。

それでも、ビットコインFXであれば0.075%と非常に安い手数料で取引できます。しかし、アルトコインFXの場合、0.25%と割高な設定になっています。

makerとtakerをきっちり理解して取引ができれば、常にマイナス手数料で取引することも可能です。「知らずにtakerになっていた」なんてことのないよう、注意しておきましょう。

レバレッジで掛けた分だけ手数料がかかる!

BitMEXでは、最大100倍のレバレッジで取引することができます。たとえば、1BTCを入金しておけば、100BTCまで取引することができるということです。

このとき、手数料は入金分の1BTCではなく、取引した金額にかかってくるということを知っておく必要があります。たとえば、レバレッジ50倍で50BTCの取引をした場合、50BTC×0.025%などの手数料がかかります。

マイナス手数料なら問題ありませんが、「いつのまにか多額の手数料が取られていた」なんてことのないように気をつけましょう。

レバレッジが高いとロスカットの可能性も高くなる

BitMEXでは、資金がマイナスにならないよう、自動的にロスカットが行われます。このシステムのおかげで「追証(追加保証金)なし」が実現しているのですが、取引方法によっては少々不利になってしまうこともあります。

たとえば、1BTCの保証金で100BTCを動かすことができますが、少しでも価格が下がってしまった場合、すぐに自動ロスカット(損切)が入り、1BTCが失われることになります。その後急上昇しても、ロスカットされたあとでは意味がありません。

なので、特に初めての場合は、レバレッジ3~10倍程度から始めてみましょう。取引に慣れてきたら、10倍~30倍などの高レバレッジに挑戦するのがおすすめです!追証はありませんので、一獲千金を狙うなら、始めから100倍で取引するのもおもしろいかもしれませんね。

BitMEXをおすすめする本当の理由

BitMEXは優秀な取引所ですが、私がなぜここまで積極的におすすめするのか、その本当の理由を解説します。

手数料が6ヶ月間10%割引

Twitterでも公開していますが、私はアフィリエイターです。インターネットユーザーのために、本当に良いものを紹介し、企業から紹介料をいただいて生計を立てています。BitMEXを紹介すると、私に少しばかりの紹介料が入ります。

そして、BitMEXでは、紹介された人もお得なサービスを受けることができます。その内容は、手数料が6ヶ月間10%割引になるというものです。

私は紹介して紹介料をいただく、紹介された人は手数料が割引になる、お互いwin-winの関係です。ちなみに、お互いにデメリットは一切ありません。むしろ、利用しないことがデメリットになります。

ほかのアフィリエイターのサイトから登録をしても、同じように割引になるので、それでも問題ありません。その場合私に報酬は入りませんが、あなたが気にする必要は一切ありません。

ただし、アフィリエイターではない普通の紹介サイトから登録をしてしまうと、10%割引を受けることができなくなるので注意が必要です。

以下のリンクから、手数料10%割引で登録できるので、よければどうぞ。登録は無料で、本人確認の必要もないので3~10分ほどで完了します。

BitMEX

※割引のキャンペーンは終了する可能性もあります。また、割合が変更になる可能性もあります。当サイトでは、手数料の割引を保証しているわけではありませんので、ご了承ください。

公式サイトで手数料を確認しよう!

BitMEXの手数料について解説してきましたが、実際に公式サイトで見たほうがわかりやすいかもしれませんね。

まずは、ログイン後、画面上部の「参考情報」をクリック。

そして、画面左側の「手数料」をクリックしましょう。

すると右側に、手数料の一覧が表示されます。

確認ですが、Funding手数料(資金調達)はタイミングによって変化するので注意しましょう。

BitMEXは手数料も取引高もNO.1

BitMEXは、日本国内で人気のBinanceを抑えて、取引高世界1位をキープしています。これは私があれこれ言わずとも、その優秀さが証明されているということです。

企業や投資のプロも利用しているので、安定感は抜群です。FXに抵抗がある人は、低レバレッジでの取引もできるので、ぜひ一度挑戦してみてください。

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