仮想通貨取引をしていると、取引の自動化やポートフォリオ自動管理がしたくなるものです。取引所が公開しているAPIを使えば可能ですが、APIの公開ページをひとつひとつ探すのは手間ですよね。今回はそんな人のために、取引所ごとにAPIの公開ページをまとめてみました。
APIって何?初心者でも自動化できる?!
プログラミングの世界で利用されるAPIを活用すれば、仮想通貨取引を自動化したり、チャートを作成したりなど、いろんなことの自動化ができてしまいます。
APIとは
APIとは、アプリケーション・プログラミング・インターフェイス(Application Programming Interface)の略で、ソフトウェアの機能を共有するためのインターフェイスということです。
ソフトウェアやアプリケーションなどのプログラムの一部を外部に公開し、誰でも自由に使えるようにしていることです。公開されているプログラムを利用することで、プログラム同士の連携が可能となります。
また、本来なら何かアプリケーションやソフトウェアを作るときは、プログラムをいちから組み立てる必要があります。しかしAPIを利用することで、プログラムの基盤を作る手間が省け、開発の費用や時間を短縮することができます。
仮想通貨APIで何ができる?
仮想通貨において、取引所が公開するAPIを利用することで様々なことができます。APIによっても異なりますが、主に以下のプログラムを組むことができます。
- 仮想通貨ポートフォリオの自動管理
- チャートの形成
- 取引の自動化
特に多くの人が利用しているのが、ポートフォリオ管理です。ポートフォリオとは、自分が所有している仮想通貨の量や割合のことを言います。
たとえば、ビットコインを0.5、NEMを1000、Zaifトークンを5000所持しているなど、所有通貨の種類が増えれば増えるほど管理が大変になってしまいますよね。しかし、取引所のAPIを取得していれば、取引をするたびに自動的にポートフォリオを形成してくれる、そんなプログラムを組むことが可能になります。
プログラミングの知識が必要?
取引所のAPIを利用するには、主にJavaScriptの知識が必要になります。JavaScriptであれば初心者向けの解説サイトもたくさんありますので、初めてAPIを利用するという人でも努力次第でできるようになります。
また、取引所のAPIを利用したソフトウェアが無料で公開されているので、それを利用すればプログラミングの知識がまったくない人でもAPIを活用することができます。
たとえば、株式会社LOGICAが開発したポートフォリオ管理ツール「Coinboard」を利用すれば、仮想通貨の保有額や取引履歴を一元管理(すべて自動で!)することができます。
【国内】取引所のAPI一覧
取引所のAPIは、ほとんどが公式サイトのフッターにリンクが貼られています。私が確認できたものをまとめ、随時更新していく予定です。
bitflyer(ビットフライヤー)
bitFlyerでは、フッター(ページ下)部分にAPIページへのリンクがあります。
Zaif(ザイフ)
Zaifも同じように、フッター部分にAPIページへのリンクがあるので、簡単に見つけられるでしょう。トップページでも取引ページでも、どこからでも飛ぶことができます。
coincheck(コインチェック)
こちらもフッター部分に2カ所、リンクが貼られています。
Quoinex(コインエクスチェンジ)
QUOINEXのフッター部分にリンクがありました。会社概要のページではないので要注意です。
bitbank(ビットバンク)
BITPoint(ビットポイント)
わかりにくいですが、ページの一番下にあります。
【海外】取引所のAPI一覧
プログラム言語は世界共通なので、もちろん海外の取引所でもAPIを利用することはできます。
Binance(バイナンス)
OKEx(オーケーイーエックス)
トップページの上部にありました。
Huobi(フオビー)
Bitfinex(ビットフィネックス)
Bithumb(ビッサム)
まとめ
随時更新中です。
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